【ペットの豆知識】かかると治りにくい病気ワンちゃんの☆アカラス☆
2010/12/17/
ペットについての豆知識
かかると治りにくい病気ワンちゃんの☆アカラス☆
アカラスとは・・・・
「毛包虫症」・「ニキビダニ症」と言われる場合もあります。
毛包虫（ニキビダニ）というダニが皮膚に寄生することにより、毛が抜けたり、皮膚に炎症がおきたりする病気で、皮膚病の一種です。発生箇所は広範囲にわたります。
目の周りや口の周り、頬、前足の前面や、下腹部の毛根本周囲の皮脂腺などに寄生します。
年齢を問わずに発症するのですが、感染については、生後間もない時期に母犬から感染することが多いです。
普段は寄生しているだけで何の症状も起こさないのですが、何らかの体調異常により免疫力が低下したりすると、ニキビダニが異常増殖を起こし、「アカラス」が発症します。
よって、「アカラス」は特異な病気ではなく、どんなワンちゃんでも発症する恐れのある病気といえます。
以前は不治の病と言われていたこともあるのですが、最近では医療の進歩も手伝い、適切な治療を施せば治るようになっています。
ただし、皮膚病の中でも、膿皮症と並んで特に治りにくい病気で、一度かかってしまうと長期間の治療を要する症例が多いのが現状です。
治療方法としては、ダニを殺す抗生物質を使用したり、薬浴を行ったりする方法が一般的です。
予防方法は・・・・・
日頃からのこまめなケアが重要で、トリミング等を行って体を清潔に保つとともに、免疫力を低下させないように、食生活をはじめとした健康管理を怠らないようにすることが一番です。
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